田舎生活での害虫や害獣の対策について、農村移住者の経験を元に、実際の現地での状況と害虫や害獣の駆除や捕獲に便利な道具を紹介します。
実際に、田舎で生活してみると、害虫や害獣との共生となることをしみじみと感じます。害虫や害獣の中には、ムカデやヘビなど直接、人にも危害が及ぶような危険なものもいる訳です。
そのような者たちを、出来る限り、家屋の屋内や自宅の庭に寄せ付けない、あるいは見かけた場合は、手軽に駆除するための道具や薬などを準備しておくと、少しは安心して生活をすることが出来るようになります。
農村部の田舎で厄介な害虫や害獣
農村部の田舎で、特に春先以降によく見られる害虫と害獣は、下記の通りです。実際には、その他にも、偶に見かけるような虫や動物もいますが、あくまで日常的に見かける虫や動物をまとめています。
田舎でよく見かける害虫
- 蚊
- 蝿
- 虻(アブ)
- 蜂
- ゴキブリ
- ムカデ
農村の田舎でよく見かける害獣
- 猿
- イノシシ
- 鹿
- ハクビシン
- イタチ
- タヌキ
- ヘビ
- ネズミ
上記のうち、ヘビとネズミ以外の動物は、捕獲する場合、厳密には法律で規制されており、猟銃免許がある方のみに限定されています。そのため、個人で対応できる、害獣はヘビとネズミだけになります。
害虫や害獣を捕獲・駆除する道具や薬剤
蚊やハエなどの駆除は田舎だけに限ったことではないため、駆除方法は省略します。
ハチやアブの駆除に便利なグッズ
ハチが巣を作り始めていたら、下記のようなスプレーを使用し、噴射して退治しましょう。あるいは、ハチが巣を作る時期には、巣を作らせないようにするために、外壁などに噴射しておけば、ハチが近づいてきませんよ。
ゴキブリの駆除・捕獲に便利なグッズ
山間部に住んでいると、都会では見かけないような、大きなゴキブリが夜中にカサカサと音を立てて活動をし始めることがよくあります。特に、夏の時期は要注意です。
ゴキブリ退治で効果的なものは、コンバット( ← 効果抜群)やホウ酸団子でしょう。ただし、ペットなどを飼っている場合は、扱いに注意しましょう。
ムカデの駆除に効果的なグッズ
梅雨の時期以降、夏の時期、秋口までに、自宅内で一度はムカデと対面してしまいます。寝ている時に首元に這われることを想像しただけで、冷や汗が出てきます。特に古い家には、どこかに巣があるものです。
ムカデ対策としては、既に家屋にムカデがいる場合は、駆除するための薬剤が効果的です。一方、外部から家屋に侵入してくるムカデをシャットアウトする薬剤も利用すれば安心でしょう。
それから、赤ちゃんや小さな子供がいる場合は、ムカデ対策として、蚊帳を利用すれば、安心して熟睡できます。
ヘビを駆除する道具と家屋に近寄せないグッズ
春先以降、毎年よく見かけるヘビは、下記のような種類になります。
- アオダイショウ(無毒)
- シマヘビ(無毒)
- ヤマカガシ(有毒)
- マムシ(有毒)
無毒ヘビの青大将やシマヘビは捕獲駆除する必要はありませんが、有毒のヤマカガシやマムシは、自宅の庭やその近辺で見かけた場合は、駆除しておかないと、後々に危害を受ける可能性があります。
田舎生活では、ペットとして猫を飼っている方もいると思いますが、ペットがヘビを咥えて、誇らしげに見せびらかしにくることも、偶にはありますね。外で捕獲してきたのか、自宅の中にいたのか分かりませんが・・・。偶には自宅の中に侵入してくるヘビもいます。
ネズミを捕獲する道具と自宅に近寄せないグッズ
ネズミを捕獲するには、捕獲カゴで生け捕りにする方法と粘着シートにより捕獲する方法があります。
私は繰り返し利用できる、金網製の捕獲カゴを使用していますが、粘着シートを使用する場合は、ネズミ一家を一網打尽に捕獲することが出来る場合があります。
また、超音波でネズミを自宅に寄せ付けないようにするグッズも大人気です。