アボカドと味噌のサンドイッチを作ってみましたので、画像とともに紹介します。
アボカドって、どのような食べ物なのだろうと思われる方もいるかもしれませんので、アボカドの簡単な解説もします。
また、アボカドと味噌の味の組み合わせについても実際に食べた感想を含めて紹介します。
- アボカドって、どのような果物なのか?
- アボカドは、どのような味がするのか?
- アボカドの栄養価は、どれくらいなのか?
- アボカドの旬の時期や食べ頃は、いつなのか?
- アボカドの食べ方や切り方は、どのようにするのか?
- アボカドと味噌のサンドイッチの作り方は?
- アボカドと味噌のサンドイッチの味は?
上記のようなポイントについて、わからないところは調べながら、実際に自分で手を動かしてサンドイッチを作って分かったことをまとめています。
アボカドの概要
アボカドは日本でも夏になると、店頭で売られていることもありますね。
アボカドは果物なのか野菜なのかの論争が勃発しそうですが、アボカドは和名で鰐梨(わになし)と言われることからも果物の一種と認識されています。
アボカドの輸入産国はどこ?
実際には日本では栽培されていないため、多くの場合はメキシコから輸入されています。
具体的には、下記のような輸入状況になっています
- メキシコ : 87.5%
- 米国 : 9.9%
- チリ : 1.5%
- ニュージーランド: 1.1%
(引用元: 東京税関の資料)
アボカドのカロリーと栄養成分
アボカドのカロリー量は、下記の通りです。
- アボカドのカロリー量: 160kcal/100g
アボカドの栄養成分は、下記の通りです。
- 炭水化物 : 8.53 g
- 脂肪 : 14.66 g
- タンパク質: 2 g
- 水分 : 73.23 g
(引用元: wikipedia)
アボカドの味
アボカドは、どのような味がするのか?
実際に、アボカドを生のまま食べてみました。
アボカドの味は全く何もしませんでした。
甘み、酸味、苦味、渋み、辛味など全くありません。
これ程味のしない果物を食べたことはありませんでした。
それでは、アボカドの食感はどのような感じなのか?
アボカドの食感はとても特徴的で、ネットリと口の中で溶けるようにスムースな食感でした。
アボカドの食感を別の表現で例えると、クリームチーズを食べているような感じです。
とは言っても、採りたての新鮮なアボカドの場合はもう少し歯ごたえがあり硬いのかもしれません。
アボカドの旬の時期と食べ頃
アボカドの旬の時期は、いつなのか?
日本ではアボカドの栽培をしているエリアは、暖かい沖縄県や、比較的温暖な和歌山県などで栽培がされているようですね。
和歌山県の例では販売時期は11月とされていますので、日本では秋の時期が収穫期となり、旬の時期と言えそうです。
(引用元: 橋爪農園)
それでは、アボカドの食べ頃は、いつなのか?
こちらはアボカドに詳しい料理人の方に聞いてみました。
アボカドは収穫直後の色は緑色の表皮です。
そして、常温で3日くらい追熟をさせると、表皮がどんどん赤紫色に変化して、最終的には黒紫色になり、表皮には少し凸凹したシワが現れ始めます。
この状態になると完熟したシグナルとなりますので、食べる直前にビニール袋に入れて、冷蔵庫でよく冷やしておきます。
アボカドの食べ方と切り方
アボカドの食べ方
アボカドの食べ方はいろいろありますが、日本ではスライスして醤油とわさびでお刺身として食べると美味しいと言われます。
食感がマグロの大トロに似ているからでしょうか?
あるいは、別の野菜と混ぜてサラダとして食べることもありますね。
また、ディップソースとして使用されることも多いでしょう。
アボカドの切り方
アボカドには中心に大きくて硬い種があります。
そのため、リンゴや梨のように、簡単に半分に切ることが出来ません。
そのため、種を残す形で、包丁を種肌に沿って、くるっと包丁を一周させるように果肉を切っていきます。
そうすると、完熟しているアボカドは簡単に2つに分けられます。
そして、種は大きいスプーンですくい出すようにすれば、簡単に取り除くことが出来ます。
これで種と果肉に分けることが出来ますね。
それでは、皮はどのように取り除くのか?
完熟しているアボカドの皮はツルッと手でめくることが出来たりしますが、上手に剥がせない場合は、スプーンを使います。
皮と果肉の間に大きいスプーンを入れていき、皮と果肉をぐるっと一周引き離すようにするとキレイに皮と果肉を分けられます。
アボカドと味噌のサンドイッチ
アボカドと味噌を使ってサンドイッチを作ってみましたので紹介します。
アボカドと味噌を合わせようと思った理由は、アボカドを単品で食べた時に味がないことに気が付き、同時に、食感がクリームチーズのようで、濃厚なコクを感じたからです。
実際に、アボカドと少量の味噌で味見をしてみると、見事に味が調和して、味噌の味がアボカドの果肉の特徴を引き出し、アボカドと味噌のミックスされた味がまるでクリームチーズのように感じました。
アボカドと味噌のサンドイッチを作るにあたり、まずは食パンに少量の味噌を薄く塗っておきます。
その後、アボカドを5mmくらいにスライスして、味噌ベースの食パンの上に乗せてみました。
画像のように、まるでチーズが乗っているように見えないでしょうか?
そして、人生初のアボカドと味噌のサンドイッチを試食してみました。
旨い!!
クリームチーズが口の中で溶けるように馴染んで、いや違う!?
アボカドと味噌が口の中でコラボして、まるでクリームチーズを食べているかのように食パンに合います。
アボカド単体では全く味のしなかったのに、まさか、味噌を加えるだけで、アボカドがこれほど変貌を遂げ、優秀な食材になるとは思いもよりませんでした。
アボカドが「森のバター」と呼ばれる理由を身をもって実感した瞬間でした。
みなさまも、アボカドを手に入れられた時には、ぜひとも、アボカドと味噌のサンドイッチを試してみて下さい。