収入を月5万円増やしたい派? 残業を1日2時間減らしたい派?

あなたは「収入」と仕事の「時間」について、どちらに重きを置いて働いていますか? もし、月5万円の収入増加と一日残業時間2時間の減少という2つの選択があれば、どちらを選びますか?

もちろん二者択一というほど、仕事や働き方は単純なものではなく、短時間でより効率の良い働き方をして、より多くの収入を得るという理想もありますが…。

一般的には、会社に勤務している方であれば、労働集約型のシステムの中で働いている方が多いのが現実ですね。そこで、敢えて、収入と労働時間という相反する要素を基準に働き方を考えてみます。

 

 

収入が月5万円増えたらどうする?

あなたは、1ヶ月の収入が5万円増えるとしたら、どのように感じますか?

  • わ~嬉しい! 毎月旅行に行ける
  • やった~! 毎週気兼ねなく飲みに行ける
  • よ~しっ! 毎月積み立て投資しちゃおう
  • それなら! 好きな服を買ってオシャレできる~

実は、一ヶ月に5万円の収入の増加は、細かい税金の話を省略すると、年間では60万円の増加になります。年間60万円は10年間で600万円になります。

そのように考えた方は、長期的な視点で、月5万円の収入増加を客観的に考えられていますね。たかが5万円ですが、されど5万円です。

 

月5万円収入を増やす方法

今の時代、1ヶ月で5万円を稼ぐ方法は、いくらでもあります。その例を少しだけ挙げてみましょう。

  • 週末アルバイトをする
  • 週末起業で小銭を稼ぐ
  • 家庭教師などの平日バイト
  • 株式やFXの投資で地道に稼ぐ
  • ブログなどのネットで稼ぐ
  • 給料の良い会社に転職する

上記の最初の3つは時間を切り売りしてお金を稼ぐ方法になります。そのため、最も確実にお金を稼ぐ方法になります。

そして、株式投資やFX投資で稼ぐ方法というのは、収益の保障はなく、時間を使うのではなく(或いは僅かな時間を使って)、お金に稼いでもらう方法になります。

ブログなどのインターネットを介して、広告やアフィリエイトなどの収益は、「時間の投資」とも考えられ、金銭的なコストはほとんど掛からないものの、時間を犠牲にして、当たれば大きな収入になり、外れれば収入ゼロという世界です。

最後の転職による収入はお金も時間も掛けないで、働く環境を変えるだけですので、表面的なリスクはほとんどありません。ただし、転職先の会社の労働環境や人間関係が未知数というリスクはあります。

どの選択肢が最も良いという画一的な判断はないでしょう。それぞれの置かれている立場によって、それぞれの回答が異なり、最も良い選択肢は各人で異なることでしょう。

 

残業が一日2時間短縮されたら、どうしますか?

一日2時間残業が短縮され、普段の帰社時間と比べると、会社の終業時間が毎日2時間早くなったら、あなたはどうしますか?

  • 直ぐ帰宅してゲームをする
  • 会社帰りに飲みに行く
  • 自分の趣味に没頭する
  • パートナーとマッタリ過ごす
  • 家族団らんの時間を増やす
  • 睡眠時間を2時間増やす

上記の通り、いずれの場合も個人の時間を増やすか、パートナーあるいは家族の時間、またはコミュニティーでの時間を増やすということになります。

残業時間を2時間増やす方法は、残念ながら下記の2つくらいしか思いつきません。

  • 労働時間が少ない会社に転職する
  • 仕事の効率を上げて2時間早く終わらせる

ところが、現実的には、組織に属している以上、個人的な業務の効率を上げて、毎日2時間早く仕事を終わらせても、早く終業できる会社は少ないのが現実です。

そのため、結局、どうしても残業時間を2時間短縮したい場合は、手っ取り早く転職するしかないというのが現実でしょう。

 

1ヶ月5万円の収入増加=一日2時間の残業短縮の関係

実は、一ヶ月で5万円の収入を増やすことと、一日2時間の残業時間を短縮することは密接に関係していたりします。

分かりやすくアルバイトの例で解説してみましょう。

  • 時給   : 1,000円
  • 勤務時間 : 2時間/日
  • 勤務日数 : 25日間/月

上記のように、時給1,000円のアルバイトを毎日2時間、月に25日間働けば、毎月5万円の収入を確保できます。

逆に考えると、毎日2時間の簡単なルーチンワークをアルバイトに任せれば、2時間の労働時間を短縮して、終業時間を早めることが出来るとも言えます。

 

仕事のトレードオフ市場を開拓しよう

もちろん仕事内容によっては、誰にでも任せられる業務ではない場合もあるでしょうが、働きたくない人(残業を短縮したい人)と働きたい人(収入を増やしたい人)のトレードオフが理屈では成立することになります。

アルバイトに任せられるような仕事を残業をして、会社は残業代(時給=1,000円以上)を負担して、残業を減らしたい人を勤務させるよりも、業務の進め方を工夫をして、収入を得たい人に仕事をシェアして、より少ない人件費(時給=1,000円以下)で業務を回した方が効率的です。

このような発想が出来ない経営者は、そのうち社会から取り残されていくと思います。賢い人が、上記のような仕事をシャアする仕組みを作れば、そこにマーケットが生まれ、より良い経営の仕組みが生まれ、働きやすい社会へと向かうはずです。

 

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