桑の葉茶の作り方と効果|クワの実も疲労回復や血液サラサラ効果

桑の葉のお茶や桑の実の薬用効果を意識した食し方について、ご紹介します。一般的に、クワと呼称している植物は、ヤマグワを指しています。

ヤマグワのみならず、クワ科の植物の根の皮は、昔から「桑白皮」と呼び、顔などの皮膚が浮腫んだ時の利尿薬や緩下薬として使用されてきました。

クワの葉と言えば、養蚕業で蚕の餌として、昔から利用されてきました。実は、蚕の餌として親しまれてきたクワの葉ですが、それ以外にも、果実、根の皮にも、幅広い薬用効果が期待できます。

クワの葉/果実/根の皮の特徴と採取

落葉樹の多い雑木林や産地では、広く自生して繁殖しています。また、養蚕業が盛んな土地では、クワの葉を栽培しています。

クワの葉の柄は短く、葉の表皮はザラザラした形状をしています。基本的に、クワの木は雌雄異株ですが、同種のものも存在しています。

春先の4月~5月に、新しい枝先の付け根に、薄い緑色の花を穂状に咲かせます。

夏の時期の7月~8月には、果実が結実し、赤色から黒っぽい紫色に熟します。果実は、生のまま食べられ、味は甘みがあります。

クワの根は比較的太く、外皮は黄色っぽい色をしています。クワの根の皮は、天日乾燥すれば、薬用効果が期待できます。

クワの使用法

クワの葉と根の皮は、天日干しにして自然乾燥して、煎じて飲みます。クワの果実は、生のまま食べることも出来ますし、果実酒などの利用法もあります。

煎じ法(一)

  • 天日乾燥した根の皮5g~10gをコップ3杯の水で煎じます
  • 一日3回に分けて服用します
  • 効果:利尿作用、咳止め、消炎 など

クワの葉茶の作り方

  • 天日乾燥したクワの若葉を細かく刻みます
  • 急須に入れて熱湯を注ぎます
  • お茶代わりに飲用します
  • 効果:便秘、高血圧の予防、動脈硬化症、咳止め、強壮、補血 など

クワの実の薬用酒の作り方

  1. クワの果実を埃や虫を除くために水洗いします
  2. よく水切りをして、水分を拭います
  3. 保存瓶の容器を熱湯消毒し、乾燥させておきます
  4. 果実に氷砂糖を適量加えます
  5. ホワイトリカーを浸るまで入れます
  6. 冷暗所で1ヶ月以上漬け込みます

薬用酒は一日に大量に飲むのではなく、毎日、少量づつ常用すると良いでしょう。炭酸などで割って飲んでも美味しく頂けます。

食用クワのまとめ

項目クワ
分類クワ科クワ属
学名M. bombycis
生薬名桑白皮、桑椹
場所日本全国の山間部
採取時期葉 : 4月~5月
根 : 5月~6月
果実 : 7月頃
大きさ樹木の高さは5m~8m
薬用部位葉、根、果実
調製法葉と根皮は天日乾燥
果実は生のまま使用

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする