ドクダミ茶の作り方と効能|万病の薬草は成人病や女性には美肌効果も

漢方の世界では万病の薬草と称される、ドクダミは「十薬(じゅうやく)」とも言われます。つまり、様々な病気に効き目があるという位置付けです。

近年のドクダミブームで知り尽くされた感がありますが、今回はドクダミ茶の作り方と、その効能について解説します。

 

 

ドクダミの見分け方と採取

ドクダミは日本全土の各地で自生しています。自生場所は、日陰の道端や庭先で、地面が少し湿ったところに群生しています。また、季節を問わず自生する多年草になります。

地中に白色の根茎を伸ばし、繁殖していきます。葉や茎は無毛で滑らかな形状をしています。

開花は初夏の頃で、四つの花びらで白い花を咲かせます。つまり、開花は6月~8月ころになり、ドクダミ茶を作る場合は、この頃に採取します。

ドクダミの特徴は、鼻を突くような特異な強い臭いになります。漢方の世界では、薬用効果が高いとされており、全草(花、葉、茎、根の全て)が薬用部位となります。

 

ドクダミの使用法

ドクダミは乾燥した全草を使用できます。

ドクダミ茶の作り方

  1. ドクダミの茎葉と伴に根を抜き取ります
  2. 土などを洗い落とします
  3. 根、茎、葉、花を天日乾燥します
  4. 乾燥した後、細かく刻みます

ドクダミ茶(薬効目的)の飲み方

煎じ法

  1. 乾燥した全草10~15gをコップ4杯の水で煎じます
  2. 一日3回に分けて服用します

期待される効用

  • 高血圧症
  • 動脈硬化予防
  • 整腸効果
  • 尿道炎
  • 便秘
  • 淋病、梅毒

上記の通り、高血圧症や動脈硬化などの慢性的な成人病の症状にも効果が期待できるとされています。また、胃腸の機能が低下して、便秘がちな女性でも、整腸効果が期待できます。その結果、お肌の荒れを防止し、美肌効果も期待できるというわけです。

ドクダミ茶(お茶)の利用方法

煎じ法

  1. 全草10~30gをコップ3~4杯の水で煎じます
  2. お茶の代わりとして飲用します
  3. ハトムギ5~10gを混ぜると飲みやすくなります

ドクダミの貼付の方法

ドクダミの生葉を直接貼付することで様々な利用法が出来ます。ここでは、その利用方法と期待される効果を解説します。主に、外用薬の効果を期待し、生葉を患部に貼付する方法になります。

貼付方法(一)

  • 生薬を柔らかくなるまで、手で揉んで患部に直接貼ります。
  • 効能:擦り傷、切り傷、化膿

貼付方法(二)

  • 生葉を火で炙り、患部に貼ります。
  • 効能:火傷、化膿、擦り傷、切り傷

塗布方法(一)

  • 生の葉の汁を患部に塗ります。
  • 効能:湿疹、ニキビ、汗疹(あせも)、水虫

浴湯料(バスクリン)

  • 天日乾燥した茎葉を浴槽に入れます。
  • 効能:湿疹、汗疹、擦り傷、切り傷

ドクダミの生葉を食べる方法

  1. 春の時期の若葉を採取します。
  2. 熱湯で茹でた後、十分に水にさらします。
  3. ニオイが強いため、強い香辛料で調理します

 

ドクダミの食用のまとめ

項目ドクダミ
分類ドクダミ科ドクダミ属
学名Houttuynia cordata
生薬名十薬
場所日本全国の道端
日陰の庭先
採取時期開花期(6月~8月)、生葉は随時
大きさ草丈は20~30cm
薬用部位全草
調製法水洗い後に天日乾燥