胃潰瘍とは?原因/症状/予防策/食習慣/薬効食品/自然治療の紹介

胃潰瘍とは

胃障害の中でも最も典型的な障害は胃潰瘍です。胃潰瘍とは、胃の粘膜に潰瘍の出来る疾患のことです。胃潰瘍の症状は、心窩部の痛みを感じ、ひどくなると吐血や下血を起こし、胃壁に穴があく(胃穿孔)ことがあります。胃潰瘍の主な原因は、精神的ストレスやアルコールの飲み過ぎなどです。

胃袋は少量づつ腸で消化しやすい形に分解した食物を送りこむために作られた器官のため、人間の体内ではその作業が、より巧妙に行われるようになっています。つまり、胃が前消化器官だとすれば、腸は後消化器官と言えるでしょう。

食べたものが胃で適切に分解されないと、腸での本格的な消化作用に支障をきたすことになります。血が作られるところは、小腸じゅう毛組織で行われ、胃が機能的に働かない場合は、深刻な貧血に陥りやすくなります。そのため、胃を切り取ることだけは避けたほうがよいでしょう。

胃潰瘍が発症するプロセスとは? 原因と症状とは?

それでは、胃に潰瘍ができるプロセスに注目してみましょう。胃の表面の組織に何らかの炎症が起こり、部分的に壊死した組織が剥がれかけている状態を、「潰瘍」と言います。

それでは、この潰瘍はなぜ起こるのでしょうか? このような炎症が起こるのは、血液中の毒素の働きによるものです。この状態では、胃の壁にある細胞が部分的に死んでしまうほどの障害が起きているのです。

一方で、体内の活動もそれに対する抵抗力があるため、新たな細胞を急速に作っているのです。つまり、新たな細胞が産出されながら、壊死した細胞を排除しようという活動が行われているというわけです。

このような細胞の活動過程では、胃液の分泌も多くなるため、潰瘍部分への刺激も増大させる結果になります。そのため、胃潰瘍の症状は、胃が圧迫されるような感覚、胃が焼けるような感覚、刺されるような痛み、あるいは痙攣するような激痛が起こることが多いです。

更に症状がひどくなると、出血が始まるため、吐血や下血が起こります。初期症状としては、神経の反射的な働きによって、よくあくびが出るようになったり、胸焼けを感じることが多くあります。

それでは、なぜ潰瘍は胃に最も起こりやすいのでしょうか?
それは、胃は自律神経との関係が強く、不自然な食物の害を最も受けやすいからです。ストレス過剰の生活の中で自律神経を失調させ、胃には優しくない不自然な食物で血液が汚れるため、胃粘膜に異常が起こるわけです。炎症などの影響が重過ぎると胃潰瘍にもなりやすくなります。

胃潰瘍を予防する方法と食生活は?

このような胃潰瘍を予防するためには、どのようにしたらよいのでしょうか?
上記で説明した通り、胃潰瘍の場合は細胞活動と体の抵抗力という点では正常は働きを目一杯しているため、正しい治療法を進めれば、思った以上の効果が期待できるのです。胃潰瘍の治療のポイントは、以下の3点です。

  • 胃への刺激を極力少なくすること
  • 自律神経を安定させること
  • 血液をきれいにすること(浄血)

胃粘膜を刺激するようなもの(香辛料、コーヒー、タバコ、精製塩、白砂糖、酒など)の摂取を控えることや、食べる時には胃で分解をしやすくするため、よく噛んで食べることが必要です。

喉を通った食物はもう自律的な内蔵機能の働きに任せることしかできないのに対して、自分で意識的に消化という働きを促すことができるのは、口の中でよく噛むことだけなのです。

胃潰瘍の症状が出たと自覚した時に、どのような対処をしたらよいのでしょうか? 胃の印象や潰瘍を直接治癒させるものとして、葉緑素を摂取することが最も効果的です。

また甘草を煎じて飲むのも効果があります。また、便が黒っぽくなるのは、すでに出血している証拠ですので、止血効果が大きいレンコンを擦り下ろしたジュースを飲むのがよいでしょう。

また、血を浄化するためには、腸内で異常な発酵を起こしている毒素を多く生産する動物性タンパク質の摂取を控えて、玄米や菜食中心の食生活に切り替えると体質改善の効果があらわれやすくなります。それに加えて、整腸効果の大きい酵素や抗ストレス作用の著しい朝鮮人参を補完する意味で摂取するとよいでしょう。

胃を強くするために最も重要なことは、玄米と菜食を中心にした食物を十分に噛み砕いて食べることです。本来、人間の食性は肉食性ではなく穀菜食性です。日本人の胃袋に最も適応している食物は、玄米や野菜類なのです。

胃腸の調子はストレスと自律神経に影響される

人は不安や心配事がある時には食欲不振になりやすく、そのようなストレスから開放された時や、気分の良い時には食欲が旺盛になりやすいです。

これは胃腸の働きを促したり、抑制したりするのは、直接的には自律神経の作用によるものだからです。胃腸には、交感神経と副交感神経の2つの種類の異なる自律神経が繋がっています。それぞれの自律神経が胃に与える影響は、以下の通りです。

交感神経の作用が強くなり、副交感神経の作用が弱くなった時

  • 消化液の分泌が少なくなる
  • 胃腸の働きも弱くなる

交感神経の作用が弱くなり、副交感神経の作用が強くなった時

  • 消化液の分泌が盛んになる
  • 胃腸の働きは活発になる

つまり、よい気分でリラックスしている時は、胃腸の働きは活発なのです。簡単に言えば、手足の筋肉は大脳からの命令によって意識的に働かせることができます。

一方、内臓の筋肉は、人間の意志によって働かせることができず、筋肉そのものが活動を起こす神経と活動を止める神経の二種類の自律神経によって働いているのです。

胃腸の調子と食習慣の関係

近年の食生活では、柔らかい食べ物ばかりを食べる傾向にあります。例えば、骨を取り除いてある魚介類や繊維の柔らかい温室野菜、あるいは精白米や白パンなどの精白食品です。これらの食品は、よく噛まなくても喉を通ってしまいます。

最も噛みごたえがあり栄養価の高い食物は玄米です。炭水化物性の玄米は、ビタミンB1、B2、B3、E、ナイアシン、パントテン酸、カルシウム、リン、リノール酸など、対腕白質の合成に必要な有効成分が多く含まれています。そのため、玄米は噛めば噛むほど味が出てきます。

また前述の通り、強い胃腸を作り、胃腸の改善効果も大いに期待出来るのです。したがって、玄米ごはんを主食にして、よく噛んで食べることは胃がん治療のためにも、大いに効果をもたらします。

胃腸は極めて単純なため、胃腸に悪い誤った食事をしていれば、すぐに胃腸障害を引き起こし、胃を改善するような食生活に正せば、いち早く回復していくものです。

胃腸障害を引き起こす誤った食事とは、白米や肉食です。特に、肉類と白砂糖を日常的に摂取することは有害以外の何ものでもありません。

肉類は胃に大きな負担をかけて、血液を酸毒化してしまい、胃の組織を荒らしてしまいます。また、白砂糖は、カルシウムを奪ってしまい組織をだらけさせるため、疲れやすくストレスにに弱い胃に変化させてしまいます。

胃潰瘍の症状が出たらどうする?

胃潰瘍の自覚症状が出てしまったら、どのように対応したらよいのでしょうか?

精白食品

精白食品は摂取しないようにしましょう。白米や小麦粉食品(白パン・麺類)はミネラル欠乏症で胃腸機能を減退させる。刺身や温室野菜もNGです。

肉類と白砂糖

肉類や白砂糖も駄目です。肉は胃に大きな負担をかけます。血液を汚します。白砂糖はカルシウムを浪費してストレスに弱い胃にしてしまいます。

牛乳

牛乳を飲まないようにしましょう。牛乳は胃の障害に効果があるというのはウソ。

酒などのアルコール類は控えましょう。

咀嚼

ものを食べるときにはよく噛んで食べましょう。玄米をよく噛んで食べることで、薬理効果があり、体質改善効果が大いに期待できます。

ストレス

胃粘膜は他のどの器官よりもストレスに敏感ですので、ストレス解消を図りましょう。

風邪薬などの化学薬剤は胃粘膜を荒らしますので使わないようにしましょう。

手術

胃を切除すると胃の機能が低下してその他の弊害が起こるため手術療法は極力避けましょう。

玄米

玄米を主食として野菜・海藻・小魚介類を副食とすることで、胃障害の根治が期待できます。

胃潰瘍のための薬効食品と自然療法

アカメガシワ

本皮、葉、葉柄などを煎じて飲む。

レンコン

ジュースにして飲む。止血効果があります。

甘草、黒豆、ジュンサイ

いずれかを煎じて飲む。胃潰瘍に効果的です。

タンポポ

葉をサラダ、おひたし、胡麻和え、油炒めにして食べましょう。根の部分を煎じて飲んでも効果があります。

朝鮮人参

副腎皮質の機能を高めて、抗ストレス力を著しく高めるので、煎じて飲むかエキスを抽出して服用します。

花粉

内分泌機能のバランスを回復して、胃粘膜の抵抗性を強めます。

ツルナ

おひたしや味噌汁の具として食べましょう。陰干ししたもの20グラムを煎じて飲んでもよいです。

ハブ草茶、ヨモギ茶

お茶として常用飲料として飲みましょう。

玄米食の副食

梅干、ニラ、シソ、大根おろし、レンコン、ヤマイモ、ツルナ、キャベツ、アスパラ、ジャガイモを摂取しましょう。

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