ヘッジトリマー/生垣バリカンはどれにする!? メーカー別比較と選び方

ヘッジトリマーとは庭木や生垣などの植物を均一に一面に刈り込むための電動機器です。メーカーによって、ヘッジトリマーと呼称したり、生垣バリカンや植木バリカンと言ったりしています。(ここではヘッジトリマーという呼称で統一します。)

実際には、ヘッジトリマーの原動力は電力による電動のものと、エンジン・オイル式の機器もあります。一般的には、プロ使用の業務用のヘッジトリマーはエンジン式のものが多いですが、ここではホームユースの家庭用電動式商品についてご紹介します。

▼見ているだけで気持ちよくなる生垣の刈り込み作業▼

ヘッジトリマーの主要5社の概要

  • 日立工機
  • リョービ
  • マキタ
  • ブラックアンドデッカー(B&D)
  • ボッシュ

日立工機の概要

日立工機株式会社は日本の大手電動工具メーカーの一つです。元々、日立グループの一社でしたが現在は米投資会社(KKR)の傘下にあります。主要な製品群は、電動工具が主力製品ですが、遠心機や真空ポンプなどの製品も製造販売しています。

リョービの概要

リョービ株式会社(RYOBI)は、元々、ダイカスト製品を主力としていましたが、現在は、電動工具などのパワーツールや建築用品や印刷機器に事業展開をしています。

マキタの概要

株式会社マキタは日本の電動工具メーカーの最大手で、電動工具をはじめとする総合電動工具の製造販売で事業展開しています。

ブラックアンドデッカー(B&D)の概要

ブラックアンドデッカー(Black & Decker)はアメリカの電動工具メーカーで、日本に進出している外国の電動工具メーカーとしては最大手です。

ボッシュの概要

ボッシュはドイツの自動車部品と電動工具を主力商品とするメーカーです。日本でのボッシュ製品は日本法人であるボッシュ株式会社が輸入・販売をしています。

ヘッジトリマーの選び方のポイント

ヘッジトリマーの選び方には下記のようなポイントがあります。

  • メーカー
  • 刈り込み幅の長さ
  • 電源プラグイン式 VS バッテリー充電式
  • 付属品の有無
  • 作業範囲の広さと種類

メーカー

ヘッジトリマーの主要メーカーには上記にように5社ほどあり、日本企業と外国企業に分かれます。日本企業では電動工具メーカーとして大手3社が製造販売しており、外国企業では米国メーカーのB&Dとドイツメーカーのボッシュがあります。

日曜大工などで電動工具を既に利用している方は、各メーカーの製品の使い勝手などにより、お気に入りのメーカーがあるかもしれません。その場合は、自分がひいきにしているメーカーの製品を選択するのがよいかもしれませんね。

例えば、B&Dの製品を既に使用している方はB&Dの製品はバッテリー充電式の製品が多く、各電動工具の製品のバッテリーは相互に互換性があり、他の電動工具のバッテリーを使用してヘッジトリマーにも転用可能だという利点があったりします。

既にお気に入りの電動工具メーカーがある方や現在使用している電動工具の愛着や利便性がよい場合は自分が気に入っているメーカーを選ぶのも一つの選択方法でしょう。

刈り込み幅の長さ

ヘッジトリマーの刈り込み幅とは植木などを刈り込む際のバリカンの刃先の長さのことです。一般的には、刈り込み幅の長さは300mm~500mmが多いです。

当然ですが刈り込み幅が長くなればなる程、ザクザクと刈り込めますので効率的に作業をすることができ、作業時間を短縮することが出来ます。

一方、刈り込み幅が長いことによるデメリットは、とり回しの扱いが難しくなります。また、長時間連続利用する場合は機器の重量も重くなるため、その分扱いが難しくなります。

逆に、刈り込み幅が短い場合は、刈り込み時の刃のとり回しがしやすいため、細かい作業がしやすくなります。例えば、植木などの丸く刈り込む場合などは刈り込み幅が短いほうが圧倒的に使いやすいでしょう。

電源プラグイン式 VS バッテリー充電式

ヘッジトリマーには、電動プラグイン式とバッテリー充電式のものがあります。それぞれのメリットとデメリットはご想像の通りかもしれませんが、プラグイン式の場合は常に機器のコードや延長コードを気にしながら作業をしなければなりません。

一方、バッテリー充電式の製品はいつでもどこでも持ち運びが自由にできるため、気軽に刈り込み作業に集中できます。誤ってコードを刈り込み中に切ってしまうようなことがないのが大きなメリットでしょう。

付属品の有無

各メーカにより、ヘッジトリマーの付属品が異なります。プラグイン式のものは延長コードが付属している製品があったり、バッテリー充電式のものはバッテリーや充電器が付属している製品とそうでない製品がありますので、購入時にはその有無を確認しましょう。

作業範囲の広さと種類

生垣を刈り込む際の植木や雑草などの量が多く作業範囲が広い場合は、作業効率が上がるため、刈り込み幅が長い製品を選んだほうがよいでしょう。一方、小さな植木を小まめに手入れする場合は、狭い庭先の芝生などを細かく刈り込みたい場合などは刈り込み幅が短い製品の方を選んだほうが扱いやすいでしょう。様々な場面で使用したい方のために、刈り込み刃の刃先を取り替えて使用できる製品もあります。この場合は、刈り込み刃のみ別売りされています。

ヘッジトリマー5社の商品比較

購入者からの評判が高く、今売れている機種に絞って、ヘッジトリマー5社の商品を比較してみましょう。電源プラグイン式とバッテリー充電式の2つの種類に分けて各商品の特長を比較してみます。

電源プラグイン式ヘッジトリマーの商品比較

メーカー日立工機リョービ
型番CH40SH HT-3831H
消費電力320 W320W
重量2 Kg1.9 Kg
電源電源コード付き電源コード付き
電圧100 V100 V
商品の寸法18 x 67 x 16.8
コード長0.25m
バッテリー容量
バッテリータイプ
ブレード長400mm380mm
最大切断能力15mm17mm
充電時間
作業時間目安
付属品ブレードケース
コードガイド
継ぎコード(10m)
プラグクリップ
チップレシーバ
ノブナット(2個)
刃物カバー
延長コード(10m)
コードストラップ
(ベルトフック付)

バッテリー充電式ヘッジトリマーの商品比較

メーカーマキタB&DBOSCH
型番MUH350DWGTC1850LNAHS50-20LI
消費電力45 W
重量2.0kg2.5 Kg3 Kg
電源バッテリーバッテリーバッテリー
電圧14.4 V18 V18V
商品の寸法70.7 x 17.5 x 16.589 x 19 x 19102.5 x 24.3 x 19.6
コード長コードレスコードレスコードレス
バッテリー容量1.1Ah2.0Ah
バッテリータイプリチウムリチウム
ブレード長350mm 500mm 500mm
最大切断能力15mm18mm 20mm
充電時間60分60分約60分
作業時間目安約30分46分約50分
付属品ブレードカバー
(別売:チップレシーバ)
充電器
収納バッグ
リチウムバッテリー1個
急速充電器
保護メガネ
レードカバー
新品ブレード1本交換無料券
本体のみ
バッテリー別売り

ヘッジトリマー5社の主力商品の口コミと評判

【日立工機 CH40SH】の口コミと総評

購入者の口コミ

◎振動音が静かで使い勝手は問題ない
◎刈り込む際のパワーは十分
◎刃を取り替えやすい
◎モーターの回転が良い
◎良く切れて作業がはかどる
◎機器の大きさが丁度良い
×最大切断能力の枝の直径15ミリはムリ、樹質による(?)
×ギアボックス内に切り屑が入り込み易い

総評

刃の切れ味は良く、刈り込み時のモーターのパワーもあり、モーターの回転や振動音にも問題はなく、機器の大きさなどのとり回しに関しても問題はないため、製品本体は申し分ないでしょう。この製品に限ったことではありませんが、最大切断能力はあくまで参考値と考えておいたほうが良いでしょう。ホームユース製品のため、比較的太い枝ばかりある植木ばかり切っているとモーターと刃が直ぐに磨耗してしまう可能性があります。

【リョービ HT-3831H】の口コミと総評

購入者の口コミ

◎価格の割りに良く切れてコスパが非常に良い!
◎持った感じは重量は軽く感じる
◎パワーがあるから効率的に刈り込める
◎軽量なのに良く切れ、作業が捗った
◎剪定鋏タイプの強力刃のため良く切れる
◎大きさが丁度良く使いやすい
○剪定ばさみで刈るより効率が良い
○もう少し刈込幅の小さいのも欲しくなった
△片手での作業で長時間の連続使用は疲れる
△安全ストッパーが付いていたほうが良い
△強力刃は少し太い枝は切り易いが、柔らかい新芽は標準刃の方が切れる
×連続使用したら、少し重くて疲れた
×作業中に電動コードを巻き込みそうになった
×取説にある最大切断能力17ミリは無理そう

総評

リョービのヘッジトリマーも良く切れ刃の性能もよく、モーターのパワーも十分あり、機器の大きさも丁度良く使用しやすいという意見がほとんどです。そして、よく切れるため作業が捗るためコスパも良いという意見が大勢です。

ただし、重量に関してはほとんどの方が軽量であるため扱いやすいという意見が多い中、連続した長時間の作業をすると重くて疲れるという意見もあります。このあたりは、人それぞれ体力や腕力が違うため、十人十色と言ったところでしょう。

もう一つ気になった点は、電源コードを気にしながら作業をしなければならないということ。購入者の中には電源コートを刈り込み中に巻き込みそうになったという方もいました。電源コードが気になる方はバッテリー充電式を検討しましょう。

【マキタ MUH350DW】の口コミと総評

購入者の口コミ

◎軽量なのに切れ味がよく使い勝手も良い
◎モーターの振動音は刈払機よりもずっと静か
◎思っていたよりもバッテリーの持ちが良い
◎バッテリー充電式なのに軽くて取り回しが楽でした
◎充電式のため電源コードや延長コードを気にしなくて良く作業が楽チン
◎女性でも使い方は簡単で効率的に作業が出来た
△充電に一時間は掛かるので予備バッテリーは必須
△エンジンタイプと比べてパワーが劣り作業効率が下がる
×女性が使うには少し重く感じられ、機器の取り回しに難がある
×作業後の刃の手入れに手間と時間が掛かるのがデメリット
×30分程度でバッテリー切れになり、少し短く感じる

総評

マキタのヘッジトリマーは電動工具メーカーらしく、モーターや刃の性能に関しては全く問題がなく、モーターのパワーも強く刃も良く切れるという意見が非常に多いです。また、一部の女性には少し重量感を感じる方もみえますが、機器の重量に関してはほとんどの方は軽量だと感じるという意見が大勢です。

作業後の刃の清掃やメンテナンスは製品を長持ちさせるためには必須ですので、少し手間が掛かりますが、毎回使用後は丁寧にお手入れをすることをおススメします。

【B&D GTC1850LN】の口コミと総評

購入者の口コミ

◎2年以内の刈刃の交換券が付属しているため、お得感は非常に高い
◎電源コード式に比べ、取り回しが良く扱いやすく、機能性に富んでいる
◎本体は軽量で電動式のため、音が静かで近所迷惑にならない
○ホームユースとして庭の剪定に使うには十分なパワーがある
○他の電動工具のバッテリーの使い回しができるためB&D社の製品を選択した
△切れ味はまずまずだが、他社の電動工具メーカーの刃に比べると切れ味は劣る
△動作までの3段階の安全装置は安全性は優れいているが少し面倒で操作性が劣る
△バリカン刃の交換時、本体ごとメーカーに送る必要があり多少不便
×安全面を考慮し、両手で持たなければ、作業できない仕様になっている
×パワーが無いため1cm以上の枝は切れずに、はさみ込むことが多い
×一般的な女性では胸より上での作業は体力的に辛い
×他社製と比較すると切れ味がいまいちな気がする
×二シーズンで使用不能 → たまたま外れだったかな…

総評

B&Dのヘッジトリマーはバッテリー充電式のため、電動コードや延長コードを気にすることなく使用できるため、取り回しが良く使用しやすいという意見が多いですが、他社製の製品と異なり片手での作業が出来ない使用になっている点は、安全性は◎ですが、機能性の面では賛否両論あります。

刃の切れ味に関しては、他社製と比べると若干否定的な意見が多いようです。この点は、どのような使い方をするかにもよると思います。つまり、太めの枝が多い生垣を刈り込むことが多い場合と、細い枝ばかりの生垣を刈る場合では、切れ味の感覚も変わってきますから…。

それと、もう一つ気になった点は、他社製品と比べると本体の重量が少し重いということです。実際に、上記の表中の重量を見てみると、他社の日本メーカー製のものと比較すると0.5kg程度重くなっています。連続した長時間の使用では、この500gが疲れの原因になるのかもしれません。

総合的に考えると、B&Dの製品には付属品も多く、替刃の交換券も付いており、使い方によってはコスパのよい製品といえるでしょう。

【BOSCH AHS50-20LI】の口コミと総評

購入者の口コミ

◎コードレスのためとても取り回しが良く、本体も軽く作業が捗った
◎BOSCH社製は電源バッテリーが他製品とも共通なため経済的
◎バッテリー2個セットを購入したため、充電時間のロスも無くスムーズに作業ができた
◎コードレスのため女性でも簡単に操作・作業が出来る
○肩より低い場所の作業なら重さは気にならず、30分程度の連続作業はOK
×少し重いので高い場所の連続作業は疲れる

総評

ボッシュ社製の製品もコードレスのバッテリー充電式ヘッジトリマーになりますので、コードを気にすることなく気軽に操作と作業が出来る点が大きなメリットです。ただし、作業の途中でバッテリー切れになると中途半端な仕事になるため、バッテリーを一つ多く購入したという意見がありました。

本体の重量に関しては、今回紹介した商品の中では最も重量が重く、3.0kgとされていますが、重量はあまり気にならないという意見と連続した作業では少し重く感じられるという両極端の意見に分かれました。体力も腕力も人それぞれ異なりますので、体力のある方はあまり気にする必要はないでしょう。

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