はじめての家庭菜園は育てやすい野菜から栽培を始めよう

はじめて家庭菜園をする場合は、何から始めてよいか分からないかもしれませんね。あるいは、いろいろな野菜を同時に栽培して、たくさん収穫しようとイメージがどんどん膨らむかもしれません。そこで、農業の素人でも比較的簡単に栽培できる野菜から始めてみてはいかがでしょうか。

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栽培が最も簡単な農作物とは?

私が最も簡単に栽培できると思う野菜は、サトイモやサツマイモです。サツマイモは、小学校の時の課外授業の農業体験で栽培した記憶があります。栽培と言っても、植え付けの時に、サツマイモのツルを土の中に埋め土を被せ、水を差しただけの記憶しかありませんが、その後、実りの時期には大きな芋が収穫できたのを思い出します。

その記憶通りに、芋などの根菜類は、土の中に植えておき、最初だけ水をたっぷり与え、根付いてしまえば、あとはほとんど放置しておいても、そこそこ成長するものです。あまり、手を掛けたくなければ、サツマイモは最も栽培が簡単な作物かもしれませんね。

その他には、ピーマン、ナス、プチトマト、二十日大根、キュウリなども比較的簡単に栽培できる作物でしょう。また、時期によっては、玉ねぎやネギ、あるいはオクラなども比較的作りやすく、人気が高い作物です。

栽培が難しい農作物とは?

反対に、栽培しにくいも作物は、ハーブ系以外の葉物野菜は害虫の被害に遭いやすいため、上手に作るのは難しい場合があります。このような野菜は、一旦虫に食べられ始めると、全て食べ尽くされてしまう可能性があります。

そのため、害虫対策として消毒などの農薬を使用しなければ、素人が上手に作ることは難しいと思います。また、葉物野菜は病気にも感染しやすいため、その意味でも農薬の適切な使用が求められます。考え方によっては、ハーブ系の植物は、虫がつかないため、育てやすい植物とも言えます。